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BLCC店主黒沢の徒然ブログ。釣果情報やルアー製作の話や昔話、今のルアー開発の礎となる思い出のルアーや人物などの話をしていきたいと思います

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■ハーディーのバック

今回はハーディーのバックの話をします。

釣り道具はロッド、リール、ライン、ルアー、フライと色々ありますが、
バックやタックルボックスも大切な道具と言えます。

何年もいや、何十年も一緒に旅をするのですから、
それなりの物がほしくなります。

私が長年愛用しているのは、ハーディーのトラウトバックです。
この写真の手前のボロボロのバックは沢山の思い出があります。

当時京急の東銀座の駅から近くの,つるや釣具店で買った物です。

社会人になった頃ですから、1975年頃だったと思います。
友人とフライの道具を買いに行った時、
曜日を間違えて定休日に行ってしまい。
帰るに帰れず、お店の裏に回ってチャイムを鳴らしました。

出て来たのは酔っ払ったいつものおじさんでした。
無理を言ってお店に入れて頂き、その時に買ったバックです。

この頃は、ハーディー製品を扱っていたのはつるや釣具しかなかったので、
何度も通った思い出があります。

ハーディーのオイルコート、長靴、シャツ、バックなど
上から下まで、ハーディーの製品で釣りをしたかったのですが、

いつもどれかが抜けていました。
お金が無く、ひとつずつお金を貯めて買っていたため
中々そろえられませんでした。

今でもこのバックでルアー釣り、フライ釣りに出かけています。
いい物はやはりいつまでもいい。




ハーディーのトラウトバック
私の友達

■ABU5000CとDの話

今回はABU(アブ)のアンバサダーの話です。

トップウォターの釣りをされる人達に、人気のABU(アブ)リールです。
重い、飛ばない、ギャー比が低いと、今の人には何がいいんだろうと考える人もいるかもしれません。

性能ではなく、質感がいいのです。

色々なお客様に良くお話をするのですが、
同じ材料で物を作っても、組み立てる人が違うと別物になります。
パートのおばさんと職人さんとではまるで変わります。

つまり物には心がやどるのです。

この気持ちが分かる人と、分からない人がいます。
競技の釣りは、すべての無駄を省くのですが、
遊びの釣りは、多くの無駄を楽しむのです。

今では使っている人が、ほとんど見かけなくなってしまったアブの5000CとDですが、

ルアー釣りが日本に入ってきた当時は、もっとも信頼が出来るリールで
多くの人達が絶賛していました。

私のこの5000CとDも多くの思い出があります。

高校生の頃にアルバイトや、お昼を食べずに貯めたお金で買った思い出があります。

その為手放せないで今もあるのです。

特別な時しか使わなくなってしまったリールです。
この二つのリールは私の青春時代を知っているリールです。

どれだけの魚を釣ったか、
カナダの釣り、アラスカの釣り、マニラの釣りも
いつも私のそばにいました。
枕元に置いて何度寝た事か、

いい物はいつまでも語りたいのです。
たまには嫌いになってみたいのですが。



私のABU今でも使います特別な時に

BLCC釣果情報
相模湖岸釣りバス45センチ?32センチ6匹、ワーム
千葉の川55センチ、オリジナルバド
色々な所で釣れています。


■体内時計

今回は体内時計の話をします。

生きている物すべてに備わっている時計です。
何か不思議と思いませんか?

色々な生き物は時間を感じとるのです。

人間も朝、昼、夜、と3回の食事をします。
魚達も、朝と夕方に食事をします。
昼間でも食事をする時はありますが、色々な条件が必要になります。

大型のバス達は夜や朝の時間帯に食べて、その後はあまり食べません。
時間道理に行動したりします。

したがって、その時間に釣りをされない人は、
いつまでも大型のバスとめぐり会いません。

時間内に釣る、トーナメントの釣りと違い、
私達の釣りは時間があるのです。

その為、バスが食事をする時間帯を中心に釣りをします。
楽しみの釣りは、集中して釣る事です。

年々むずかしくなる釣り場を相手にしていますので、
工夫をしなければ、バス達を釣る事が出来なくなります。

ごく普通の釣り場ですと、夕方から夜にかけてバス達は、
浅い所に出て来ます。

そして、明るくなるにつれて深場に帰っていきます。

通いなれた釣り場ですと、バスの行動パターンが読めるようになります。



相模湖のバス45センチKさん
まだ濁り有り流れ込み以外はむずかしい

■フックに付けるマテリアルの話

今回はフックに付けるマテリアルの話をします。

優れたルアーマンの方でしたらば、色々な事に気が付いていると思います。フックにマテリアルを付けてバスを誘う方法があります。

多くは虫のイメージで使われますが、
最近は色々なルアーに使われるようになって来ました。

素材は色々とありますが、クリスタルフラッシュ、ティンセル、フェザー、シリコンラバーなどが代表的な物です。
フェザーには色々な種類があります。フライの釣りをされる方でしたらば、ごく一般的な物です。

昔からあるのですが、最近また多くルアーに付けられています。

一般に光物は光量の少ない時ほど、威力があります。
特に色々な色が入っていますと、わずかな動きで生命観が生まれるようです。

私のデータではとても釣れています。

その為私の作るルアーには、ホログラムのラメを入れた物があります。
この事と同じで、フックにティンセルやフェザー、フライのマテリアルを良く付けています。

関東の湖では、あまり多く付けると逆効果になります。
どちらかと言うと少なめに入れています。

フライ用品の中にはルアーに使える色々といい物があります。

自分のオリジナルを作り出してください

本当はフライの釣りを始めていただきたいのですが、
色々な事が見えてきますよ



フライ用品ですが、ルアーのフックを隠す為に使います
隠す事で鰭に見えたりします。
小さいルアーですと動きが死んでしまい、
逆効果になります。



色々と巻いてみました。バックテール、カーフテール、クリスタルフラッシュ、ハックル、分かりますか?

相模湖、津久井湖流れ込みで釣りが出来るくらいです


■秋の風

今回は秋のバス釣りの話です。

季節の変わり目は変化の時です。
バス釣りは変化する時を重要視します。

秋はバス達はアユを意識する時です。

夏の間多くの釣り人達にプレッシャーを掛けられた魚達は
少し賢くなっていますので、釣るのがむずかしく感じます。

秋雨前線と関係してバス達は深場に落ち始めます。
そうしますと、トップの釣りがきびしくなります。

春にいい釣りをした所や流れ込みを中心に釣る事をお勧めします。

それはこの時期に起こるターンオーバーが原因で、水が死んでしまうからです。

大きい台風が来ますと水が入れ替わってターンオーバーは起こりません。

秋の釣りはタイミングがとても重要です。
まあ、一般の釣り人は中々日を選んで行く事が出来ないと思いますが

■新作ルアー

今回は新作ルアーのお知らせです。

以前から作る作ると言っていましたダブルスイッシャーです。
今年の相模湖で釣りをしていて感じた事を形にしました。

このルアー素材はバルサではなくウッドです。
そしてスローシンキングです。

私の考える釣れるイメージで作りました。

あまりリアルで細身のスイッシャーで、良い物がありませんので期待しています。

バルドスピンとの違いはバルドはロールでバスを誘います。
ユウスピンは微かな振動でバスを誘います。

どちらも必要ですので作りました。
側面をフラットにしてわずかな反射を意識しています。
テールのブレードもとても効果的です。

ボートの釣りをメインに考えていますので、スローシンキングにしてあります。ゆっくりとただ巻きをして見てください。
バズベイトは稚魚の意味ですが、これは小魚になります。




ユウスピン、10センチ、10グラム
ウッド、アルミテ?プ、スローシンキングです。数は10個
プロト価格の2900円
プロト価格とは最初の為のサービス価格です。

ありがとうございました、9月3日に完売しました。


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